Kadamb Japan 's "Suvarna Parva"
2015年インド滞在
Kadamb 50周年をお祝いする舞踊祭に出演させて頂きました。
2015年12月、カダムジャパンから7名がインドに向けて出発。スヴァルナ・パルヴァ公演にて作品「狐雨~Kitsune Ame~」を上演させて頂きました。素晴らしい舞踊祭に酔いしれ、1ヶ月の留学を楽しむ事が出来ました。ありがとうございました!
スヴェルナ・パルヴァ出演の為に赴いた今回のアーメダバード。それはいつになく特別な経験となりました。自身のカタック作品を携えて生徒たちも共にカダムジャパンとしてインドへ凱旋、そして師匠へのお祝いと御礼の気持ちをこめて踊らせて頂くという温かく素晴らしい時間でした。
世界中のあちらこちらより兄弟弟子が集まり、同様に自身の作品を携え踊るというのは
お互いが切磋琢磨カタックに向合っているという事を感じられる嬉しい時間でもあり
非常に緊張する真剣な戦いの場でもあったと思います。
客席の99%がカタック舞踊のファンであり経験者であり熟知しているという...なかなか無いシチュエーション。
チーフゲストにマハラジを迎え、カタックという芸術の今を見る、そういう時間だったと思います。
この打ち上げ花火の様なお祭りを3日間朝から晩まで満喫して、
日常のKADAMBに戻る瞬間がまた良くて、平素の静かな教室に舞踊家たちが踊りに向かう、それがまた心地よい時間でした。
3日間の外国人に向けたSanjuktaのワークショップもいつになく楽しいものでした。
プライベトで振付を施して貰うのとはまたひと味違って、
アビナヤはひとりひとり表情が全く違って、それぞれの人生と経験とで解釈が違って来て、すごく面白かったです。
テクニカルは男の子たちと踊れた事が日本ではなかなか出来ない良い経験に。やっぱり身体能力って男女差があるし
同じクラスルームで踊ってみるとグイグイひっぱられる面白さがありました。
10代、20代の若い子たちと一緒に舞台に上がった時間も同じ様なインパクトがありました。
インド滞在最終日、あるの結婚式で行われたショーに出演させて頂いたのですが、16歳の子たちから振り写しを
して貰ったので、荒削りなんだけれどぴちぴちと元気が溢れ出して来る感じで^^いいなとおもいました。
娘を片手にインドに滞在する事は、正直半信半疑で、上手くいくかもしれないし、途中でとんぼ返りかも知れないとも覚悟しておりましたので、最後までひとつの問題も起こさずいい子にしていてくれた娘に大大大感謝です!!!
そして1ヶ月間、色々な無理を聞いて完璧なベビーシッターを引き受けてくれた夫にも!!!
この家族なくして今回の滞在は考えられなかったし、この2人が居ると居ないでは私の舞踊のテイストは
完全に変わっていた事でしょうから。
この時期、東京で自主練をもってお留守番していてくれたカダムジャパンのメンバーと
一緒にインドで合流してくれたメンバー、(こっそりデリーまで買い物ツアーに来た子も居たね^^)
何より一緒に舞台で精一杯頑張ってくれたYayoiちゃんとSayuriちゃんには御礼を言いたいなと思います。
気持ちも新たにまた踊る時間に精進して行きたいと思います。